ウクライナ海軍は、モスクワがウクライナの港湾2か所を攻撃した翌日の土曜日、ロシアがエジプトへひまわり油を輸送中のトルコの民間船をドローンで故意に攻撃したと非難した。
海軍はテレグラムへの声明で、この船は「ビバ」号と呼ばれ、11人のトルコ国民が乗船していると述べた。負傷者はおらず、船はエジプトへの航海を続けていると付け加えた。
声明は「攻撃はウクライナの排他的経済水域内の公海で行われ、ウクライナの防空システムの射程外にあった」と述べ、ロシアが海洋法に違反したと非難した。
海軍は船長と連絡を取っていると述べた。
ウクライナ海軍によると、金曜日、ロシアはウクライナの2つの港を攻撃し、トルコ所有の船舶3隻に損害を与えた。そのうち1隻で大規模な火災が発生した。
この攻撃は、キエフの攻撃によりロシアへ石油輸出に向かっていた「シャドウ・フリート」のタンカー3隻が損傷したことを受けて、モスクワが「ウクライナを海から遮断する」と脅迫した後に起きた。
(ロイター通信 - マックス・ハンダー記者、マーク・ポッター記者編集)