オープンプラットフォームのインターネットがテストベッドを設置

Shailaja A. Lakshmi20 10月 2018
左、衛星通信機器。右、衛星通信機器とデータ収集機器。 Pic:NYK Line
左、衛星通信機器。右、衛星通信機器とデータ収集機器。 Pic:NYK Line

ITS-OP(Internet for Ships Open Platform)のインターネット用にテストベッドを設置し、NYKグループ会社であるMTI社と日本企業で開発している次世代のオンボードIoTプラットフォームテレグラフアンドテレフォンコーポレーション(NTT)。

NYKグループは、IoS-OPを積極的に活用し、安全性の向上と環境負荷の低減を図り、革新的な新しいビジネスモデルを創造します。

IoS-OPコンソーシアムは、2018年6月に日本海事協会(Class NK)によって設立された船舶データセンターであるShipDCによって開始されました。

NYKはコンソーシアムのコアメンバーに加わりました。このコンソーシアムには、荷送人、造船所、メーカーなど45社が参加しています。

オンボードのデータ収集機器と陸上機器間の送受信データの衛星による試験を行う場合、関連当事者間の配置や船舶のスケジュールなどにより多くの制限があります。この問題を解決するために、ShipDCはIoS-OP日本の千葉にあるNKインフォメーションセンターで、ボード上にあるものと非常に似た環境でテストを行うことができます。

NYKグループは、以前は2008年の運転データを収集して使用していましたが、燃料消費量を減らし、エンジンの故障を早期に発見することができました。

さらに、昨年9月から、NTTグループと協力して、地上局からのオンボードアプリケーションの遠隔配信と管理を可能にする新しいシステムを追加して、次世代のオンボードIoTプラットフォームを開発しました。このIoTプラットフォームは、ISO19847 / 19848(船上のデータサーバが海上のフィールドデータと船舶の機械装置の標準データを共有するための標準)に準拠しています。

NYKはこのコンソーシアムが頻繁に更新が必要なソフトウェアをテストし、標準化されたシステムを通じてデータを収集できるように、この次世代搭載IoTプラットフォームテストベッドを提供しています。 NYKグループでは、これによりデータ収集が加速され、データ使用がさらに最適化されることが期待されます。

NYKグループは、IoS-OPを積極的に活用し、安全性の向上と環境負荷の低減を図り、自律的な運用技術や条件付メンテナンスなど最新のデジタル技術を駆使してソリューションを創造します。

3月に発表した中期経営計画「2022年デジタル化・グリーン化」で、持続的成長を目指す戦略を発表しました。 NYKグループは、さまざまなパートナーとのコラボレーションを通じて、グループの運営ノウハウと蓄積されたデータを活用して新しい価値を創造し、デジタル化を進めていきます。

カテゴリー: コミュニケーション, 技術, 船舶