三井E&Sは、ベトナム政府出資の新興港湾運営会社であるペトロ・ベトナム・フオックアン港投資運営株式会社(PAP)より、船対岸用ガントリークレーン(三井パセコ・ポーテーナ)11台と電動ゴムタイヤ式ガントリークレーン(三井パセコ・トランステーナ)11台を受注しました。
これは両社にとってベトナムにおける過去最大のクレーン調達・受注となる。
PAPは、ベトナム最大のターミナル運営会社であるサイゴンニューポートコーポレーション(SNP)との戦略的提携を開始することで、ベトナム南部における国際貿易の高まる需要に応え、ベトナム南部地域の主要港間の接続を強化しています。
フオックアン港は、PAPによってドンナイ省初かつ最大のコンテナターミナルとして開発されており、2025年2月に地中海海運会社(MSC)の最初のコンテナ船を迎え入れ、ベトナム最大の物流拠点の1つとなる予定だ。
フックアン港ではすでに三井E&S製のコンテナクレーン13台が稼働しており、今回の受注により、2024年7月に受注した三井パセコ社製ポーテーナ5台、三井パセコ社製トランステーナ16台と合わせて、PAP社向けクレーンの累計受注台数は56台となる。
三井E&Sは過去10年間で170台以上のコンテナクレーンをベトナムに納入しており、ベトナム最大の市場シェアを獲得しています。