サンチ災害探査はスプリット評決で終わる

7 5月 2018
Sanchi burningのファイル写真(提供:中国交通省)
Sanchi burningのファイル写真(提供:中国交通省)

イランの国営テレビは、イランのタンカーと中国の貨物船の衝突を調査している委員会が、何十年もの間に最悪の油濁災害の原因について結論を出すようになったと報じた。

イラン最高石油輸送会社NITCが運営するパナマに登録されたSanchiは、1月6日に上海近くの中国の海岸と長江デルタの口から香港に登録されたCF Crystalと衝突した

Sanchiは1月14日に数日間燃焼した後に沈んだ 。イラン人30人とバングラデシュ人2人の乗組員全員が死亡したと推定されている。

イラン国営テレビは、調査委員会の代表Nader Pasandehは、「中国と香港の代表は、両船舶が非難されると信じている」と述べた。

「しかし、イラン、パナマ、バングラデシュは、災害の原因としてクリスタルが正しい方向に向いているのを見ている」と付け加えた。

Sanchiは、超軽量原油それに加え 、約100万バレル相当の超軽量原油を韓国に輸出していた。国際タンカー所有者公害連合(International Tanker Owners Pollution Federation)によると、この衝突は35年ぶりの最悪のタンカー流出につながった。

パサンデフ氏は、次のステップがどうなるのか、どのようにして紛争が解決されるのかについては言及しなかった。


(ドバイのニュースレターによる報告Clelia Ozielによる編集)

カテゴリー: サルベージ, タンカーの動向, 事故, 法的, 環境