Klaveness DigitalとMaersk Tankersは、インテリジェントなデジタルソリューションの開発を推進するために協力してきました。
今回の提携により、Maersk TankersはKlaveness Digitalのデジタルプラットフォームにアクセスできるようになり、大量の商用データや運用データを保存し管理することができます。これにより、市場にデジタルソリューションを迅速に提供し、双方にコストメリットをもたらします。
Klaveness Digitalは、業務用の出荷データを保存し、処理し、カスタマイズしたアプリケーションやユーザーにエクスポートするためのクラウドベースのデジタルプラットフォームを開発しました。このプラットフォームにより、Maersk Tankersは複数のソースからのデータを1か所に集中して保存できるため、新しいデジタルソリューションを開発する際に、データの共有やパートナーとの共同作業が容易になります。
マースクタンカーズのチーフデジタルオフィサー、ピーターシュローダー(Peter Schroder)は次のように述べています。「私たちは、タンカー業界で最大の船舶航海データセットを持っています。 「Klavenessと提携することで、同じ考え方のデジタル的に重視される企業と協力することができます。そのプラットフォームを使用することで、私たちのデジタルソリューションをより迅速に市場に投入することが可能になります。また、将来のプラットフォームの開発を分かち合うことができるため、両社に利益をもたらす可能性も秘めています」
Klaveness Digitalは、過去3年半にわたって、データ駆動の意思決定、デジタルソリューション、サービスの基盤となるプラットフォームを開発しました。このプラットフォームは、世界で最も安全で信頼性の高いクラウドインフラストラクチャの1つであるMicrosoft Azureに基づいています。
「Maersk Tankersとのこの戦略的パートナーシップは、海運産業向けのインテリジェントなデジタルソリューションの開発を加速すると確信しています。透明性とコラボレーションは、業界の未来にとって重要です。このパートナーシップは、共通の目標に向けて取り組む際に、より強くなっていくという共通のビジョンを示しています」とKlaveness Digitalのマネージングディレクター、アレクサンダー・スタンスビーは述べています。
夏に先立つパイロットの後、Maersk Tankersはプラットフォームへのデータのアップロードを開始し、パートナーは今後もプラットフォームの共同開発に関する対話を継続します。