ペルーの中国製巨大港、11月下旬にソフトローンチへ

21 10月 2024
© rjankovsky / Adobe Stock
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ペルー当局が南米とアジアとの貿易の主要な輸送拠点となることを期待している同国の巨大なチャンカイ港は、来月下旬から週に2隻のコンテナ船の入港を開始すると、港湾運営会社コスコ・シッピングの幹部が金曜日に明らかにした。

香港に拠点を置くコスコの現地子会社、コスコ・シッピング・チャンカイ・ペルーのゼネラルマネージャー、カルロス・テハダ氏は、11月中旬の港の開港後、当初は上海への直通航路をカバーし、その後、需要に応じてアジア市場の他の地点への輸送も可能になると述べた。

「11月末に『テスト調整』と呼ばれる段階を開始し、5月まで続く予定です。しかし、このソフトローンチ段階では、すでに週2隻の直航船で実際の貨物を取り扱うことができます」と、同幹部はペルー・中国ビジネスフォーラム後に記者団に語った。

テハダ氏は、コロンビア、エクアドル、チリからの小型船による沿岸航路が開設され、その貨物は後にチャンカイからアジアに輸送される予定で、当初はコンテナ14,000個を積載できる船で輸送され、その後コンテナ24,000個を積載できる大型船に段階的に増やされる予定だと述べた。

コスコ・シッピング・ポート社が60%の株式を保有し、港を運営する予定で、残りの40%はグレンコア社が支配するペルーの鉱業会社ボルカン社が保有する。


(ロイター - マルコ・アキノ記者、ブレンダン・オボイル記者、アダム・ジャーダン記者による編集)

カテゴリー: ポート