アルゼンチン穀物集積地の港湾ストライキが一時停止

6 6月 2024
© AlexPhotoStock / Adobe Stock
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アルゼンチンの港湾労働組合は、政府の指示による協議を受けて、ロサリオ地方の穀物積出港で予定されていたストライキを短縮したと組合長が木曜日に明らかにした。これは同国の農産物輸出にとって朗報である。

ロサリオ市の北、パラナ川沿いの地域はアルゼンチンの主要な農産物輸出拠点であり、加工された大豆、トウモロコシ、小麦、その他の農産物の80%以上が世界市場に出荷されている。

複数の労働組合を束ねる海事労働連盟FESIMAFは、タグボート所有者協会(CAR)が期限切れの団体交渉協定の交渉を拒否したとして、木曜早朝48時間ストライキを開始する計画を発表した。

「我々は全員通常通り働いている」と、FESIMAFに加盟するSOMU労働組合の代表ラウル・ドゥルドス氏は語った。

同氏は、政府当局が労働者と企業との協議を可能にするため、現地時間午後1時からストライキの停止を命じたと付け加えた。

この短いストライキによって、アルゼンチンの主要換金作物である大豆とトウモロコシの収穫が続いているためこの時期は特に忙しい、活気ある港の業務に変化はなかった。

FESIMAFは、エネルギー不足を防ぐため、発電所に液化天然ガスを供給する船舶の誘導も行うタグボートの運航継続を許可していた。


(ロイター - ナタリア・シニアウスキー、マクシミリアン・ヒース、ステファニー・アメル記者による報告、ジェイソン・ニーリー、マルゲリータ・チョイ、アンガス・マクスワン記者による編集)

カテゴリー: ポート