ペルーのチャンカイ巨大港湾プロジェクトで事故により作業員が死亡

13 5月 2024
© タニヤ / Adobe Stock
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香港に拠点を置く中遠海運港務集団は土曜日、ペルーの太平洋沿岸に建設中の巨大港で早朝の事故が発生し、作業員1人が死亡したと発表した。

同社は声明で、事故発生時、作業員は深海にあるチャンカイ港ターミナルで研磨と塗装の作業を行っていたと述べた。

同社は事件の状況を調査しており、当局と連携していると述べた。

2019年に南米太平洋の拠点としてチャンカイ港の開発を開始したコスコは、その運営条件をめぐる紛争の中心に立っている。

ペルーの国立港湾局(APN)は2021年にコスコにチャンカイの独占運営権を与えたが、3月にそれを付与する法的権限はなかったと発表した。APNは「行政上の誤り」を理由に、裁判官に条件を無効にするよう要請した。

同社は、アジア太平洋経済協力フォーラムのアジア太平洋首脳会議に合わせて11月に港の運用を開始する予定だと述べている。


(ロイター - マルコ・アキノ記者、ブレンダン・オボイル記者、フランクリン・ポール記者編集)

カテゴリー: ポート, 事故